医師会病院のご案内
院長挨拶
東松山医師会病院
院長 松本 万夫
東松山医師会病院は、地域の医師により、地域の皆さまに開かれた病院です。
入院、治療、検査など、高度医療が必要な場合は、かかりつけ医の紹介により、病院の医師とかかりつけ医が協力して治療にあたります。
退院後は、再びかかりつけ医のフォローにより、一貫した治療が受けられます。
当院は、他の病院に見られる一般外来がありません。その理由は、会員である医師が診療所にて外来を担当するためです。
ただし、かかりつけ医に診療を受けられない時間帯(かかりつけ医の休日、夜間)はいつでも医師会病院の外来受診ができる体制を整えております、ただし病状によっては他の医療施設をご紹介することもありますのでご了承ください。
また頭部・全身のMRI ・ CT(冠動脈対応)、上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査(内視鏡センター)、超音波検査(腹部、心臓、血管、甲状腺)、マンモグラフィー、骨密度検査、動脈硬化判定のための検査等(FMD、PWV等)、運動負荷心電図検査、ホルター心電図検査、加算平均心電図検査、睡眠時無呼吸検査(PSG、簡易法)などの検査のほか、糖尿病相談、栄養相談、健康診断、人間ドック(検診センター)、デイケアなどの種々の施設を共同利用することが出来ます。
このように当院は、地域の医師と病院の医師が連携と協力をしあう、地域密着型の病院です。
当院の現時点における診療は外来として専門外来、救急外来があります。
病棟として一般急性期病床118床、地域包括病床38床、療養病床46床があります。
また、訪問看護ステーションを有しています。
診療体制は内科系常勤医8人、非常勤10人で診療分野は一般内科、総合診療科、消化器内科、循環器内科、神経内科、リウマチ膠原病内科、糖尿病腎臓内科、呼吸器内科になります。
外科系の常勤医は3人、非常勤9人で、診療分野は一般外科、消化器外科、整形外科、麻酔科、乳腺外科、甲状腺外科、胸部呼吸器外科、泌尿器科、皮膚科になります。
内科外科、それぞれの医師は専門的知識を有していますので専門外来で専門的な相談の要望にも対応しています。
専門外来の受診にはかかりつけ医(会員の医師・開業医)の先生方の紹介が必要ですので、ご希望の場合はかかりつけ医の先生にご相談<ださい。
また、病棟に入院した場合もこれら専門医師たちが協力し合い、さらに、かかりつけ医も加わって診療が行われます。
専門医等の詳細は医師紹介、専門外来のご紹介欄をご覧ください。
医師のみでは患者さんの診療は成り立ちません。
当院では専門的に患者さんの診療を支える様々な部門の職員(医療スペシャリスト)が協力しています。
看護部、薬剤科、検査科、リハビリ科、栄養科、放射線科、医事課、総務課、施設課など様々な分野のスペシャリストの活躍の場でもあります。
このように、当院では全職員の総力を結集して、地域の皆様の命と健康を守るために邁進してまいります。
公益社団法人東松山医師会 東松山医師会病院患者様の権利と責務
公益社団法人東松山医師会 東松山医師会病院患者様の権利と責務
患者様は、人間としての尊厳を有しながら医療を受ける権利を持っています。また、医療は患者様と医療提供者とがお互いの信頼関係に基づき、協同して作り上げていくものであり、患者様に主体的に参加していただくことが必要です。地域住民の生命と健康を守ることを使命とする当院では、このような考えに基づき、ここに「公益社団法人東松山医師会 東松山医師会病院患者の権利と責務」を定めます。
患者様の権利
- 尊厳を尊重される権利
患者様は医療を受けるにあたり、人間としての尊厳を尊重される権利があります。 - 最善の医療を平等に受ける権利
患者様は最善で適切な医療サービスを平等に受ける権利があります。 - 説明を受ける権利
患者様は医療内容について、十分な説明と情報提供を受ける権利があります。 - 医療の選択・決定を自ら行う権利
患者様は医療の内容の選択・決定を自分ですることが出来る権利があります。 - プライバシーが守られる権利
患者様へ診療上必要とされる個人情報やプライバシーが守られる権利があります。
患者様の責務
- 情報提供の責務
患者様は医療提供者に対し自分の健康に関する情報を提供する責務があります。
治療前の情報のみでなく、治療中、治療後の状態なども含みます。
- 診療協力の責務
患者様はすべての患者様が適切な医療を受けられるよう、社会的ルールや病院の規則、
職員の指示を守る責務があります。
- 医療費支払いの責務
適切な医療を維持するために、医療費を遅延なくお支払いください。
- 医療人育成協力の責務
当院は医師、看護師、検査技師等医療人育成の役割を持った教育病院です。
このため患者様は臨床教育等に対し、可能な限り協力してください。
- 研究協力の責務
患者様は、高度な医療の提供のため、臨床研究に対し、可能な限り協力してください。
- 社会的通念に従う責務
脅迫・暴言・暴力・性的嫌がらせ・わいせつ行為・窃盗等、社会的通念から外れる行為は厳禁であり、万が一このような場合には警察への通報を含め院内の規則に従って迅速に対応させていただきます。
- 個人情報保護の責務
患者さんや職員の個人情報保護のため、当病院敷地内で許可なく撮影・録音することを禁止します。
許可され撮影・録音した画像・音声等であっても、ブログ・Twitter等のSNSへの投稿は禁止します。
施設基準